【タートルネック着こなし】アウター込みのスタイリングテクニック7選

2022.11.16

一枚でもレイヤードでもいける、タートルネックが万能過ぎる！

冬の必需品ニットの中でも特に着回しに長けたデザインがタートルネックです。定番から技ありアイテムまで、今シーズンあると便利なタートルネックと、おしゃれに着こなすためのヒントをご紹介します。

ニットの王道ネックデザインは3つ

ニットは秋冬に欠かせないアイテム。パッと見の印象を左右するネック部分のデザインは、使い勝手のいいクルーネック（丸い襟ぐり）、鎖骨を出して首筋をきれいに見せてくれるVネック、着回し力の高いタートルネック…など、他にもまだまだデザインはあるものの、特に押さえておきたいのはこの3つです。今回のテーマであるタートルネックは前述の通り汎用性が高く、カラバリごと・異なるディテールごとにそろえておくと着こなしの幅がグーンと広がり重宝します。

ところで、皆さんはタートルネックの名前の由来をご存知でしょうか？名前にもある通り、亀が甲羅から首を伸ばしている様子に似ていることからそのように名づけられました。襟が首に沿って筒状に伸びたものをタートルネックといい、通常は二つ折りにできるくらいの長さがあります。

タートルネックとハイネックの違いって？どちらも同じ？違う？

一方で「ハイネック」という言葉を耳にしたことはありませんか？ハイネックもタートルネックもデザイン的には似ています。ただしハイネックは首に沿って長く立ち上がった襟のことを指し、クルーネックよりも襟が高いことからハイネック（High neck:高い襟）という名称が付きました。よく見るとハイネックは丸首のネック部分に別布が付いた仕様になっています。似ているようで実はちょっと違うんですね。そのあたりもぜひチェックを！

＜目次＞
■タートルネックを使ったコーディネート7選
 <着こなしテク1>ベーシックカラーのタートルネックは旬のアイテムと合わせてお洒落を「わかってる感」を演出！
<着こなしテク2>クリーミーカラーコーデの引き立て役にビビッドカラータートルを効かせて
 <着こなしテク3>モノトーンコーデに忍ばせるならパステルカラーでやわらかさをプラス
<着こなしテク4>パール付きタートルがあれば問答無用にお洒落になれる！
<着こなしテク5>コンサバコーデをまろやかにするフリル付きタートル♡
<着こなしテク6>ホワイトコートの下は中間色のタートルネックが使える
<着こなしテク7>もこもこジレに合わせたい人気の袖ディテール付きタートル
■まとめ

タートルネックを使ったコーデテクニックを厳選して7つご紹介！

タートルネックの魅力は防寒対策はもちろん、重ね着することでさまざまな着こなしを楽しむことができます。重ね着には薄手のローゲージニットをチョイスするのがベター。スーツやシャツなどの下に着こんでも着ぶくれしにくく、スマートに着こなせます。

今シーズンのタートルネックは襟にパールが付いた上品なものや袖にデザイン性のあるものなどバリエーション豊かになっています。年末年始に向け、着映えするタートルネックがあると何かと出番が増えそう。それらの最新アイテムを使いながら、おすすめコーディネートとスタイリングのヒントを7つご紹介します！

<着こなしテク1>ベーシックカラーのタートルネックは旬のアイテムと合わせて今っぽくアップデート

白・黒・ベージュのベーシックな色のタートルネックは使い勝手がよく、重ね着スタイルに引っ張りだこ。着回し力があるのでスタイリングの幅を広げることができます。着こなしの鮮度を上げるならトレンドのツイード素材のチェック柄アイテムと合わせると◎。

ロング丈のコートは着こなし方によって”もっさり”とした印象になることもありますが、インナーを白にすることですっきり見える効果が。

▼紹介アイテム
Tops：指穴リブタートルニット長袖　< 千葉由佳 and Cherim>
Pants：ドロストセンタープレスパンツ <Liala×PG>
Outer：チェックツイードウエストフリンジコート <Prima Scherrer>

<着こなしテク2>クリーミーカラーコーデの引き立て役にビビッドカラータートルを効かせて

清潔感のある”白”を中心としたクリーミーカラーコーデは冬こそトライしたい着こなしですが、全体がぼやけた印象になることも。そんなときに使えるのがアクセントカラーにぴったりのビビッドカラー！コーデのアクセントになる赤がふんわりした色合いにキレをあたえ、一気に洗練された表情に。

▼紹介アイテム
Tops：袖山ギャザータートルネックニット <Liala×PG>
Pants：サイドスカラップパールデコレーションセンタープレスパンツ <le reve vaniller>
Outer：ベロア丸襟後ろボックスコート <Liala×PG>

<着こなしテク3>モノトーンコーデに忍ばせるならパステルカラーでやわらかさをプラス

今シーズン注目のアイテム・サロペットを合わせたモノトーンコーデに、女性らしいパステルピンクをミックス！モード感は控えめに、フェミニンな白黒コーデを楽しんで。裾がフリルになったジャケットをオンして通勤スタイルに華やかさをトッピング。

▼紹介アイテム
Tops：ホールガーメントウール100% タートルネックニット <lieulien>
Pants：ウールライクサロペット 2wayパンツ <千葉由佳 and Cherim>
Jacket：フリルノーカラージャケット <千葉由佳 and Cherim>

<着こなしテク4>パール付きタートルがあれば問答無用にお洒落になれる！

アクセサリーなしでも盛れる、繊細なプチっとパール付きタートルは取り入れるだけで品よく見せてくれます。一枚で簡単におしゃれが決まるので、忙しい朝も着るだけですぐおしゃれが叶います。上から黒のエコファーアウターを羽織ればリッチ感のある装いの完成！

▼紹介アイテム
Tops：パールトリム 2WAYネックニットプルオーバー <千葉由佳 and Cherim>
Skirt：トワルドジュイ柄プリーツスカート <lieulien×miimii>
Skirt：エコファーコンビショートコート < lieulien×miimii>

<着こなしテク5>コンサバコーデをまろやかにするフリル付きタートル♡

襟にフリルが付いた大人かわいいハイネックのニットをインナーに。ツイードジャケットを使ったコンサバなファッションに合わせることでまじめになり過ぎず、やわらかさが加わります。全体を白・ピンク・ブラウンのチョコレートのような配色で甘さを出すとコンサバファッションがさらに親しみやすく！

▼紹介アイテム
Tops：レースドッキングスリーブフリルネックリブニット <le reve vaniller>
Pants：ドロストセンタープレスパンツ <Liala×PG>
Jacket：フリンジツイードジャケット <lieulien×momo>

<着こなしテク6>ホワイトコートの下は中間色のタートルネックが使える

冬になると着たくなる白のコート。無垢な白のイメージをキープするならインナーは中間色のグレーがベストです。黒のパイピング襟とも自然とマッチ。旬のビッグカラーデザインは着方次第で幼く見えることも。大人の女性が上手に取り入れる秘訣は、デニムやボディバッグなどカジュアルなアイテムを意識して取り入れるとしっくりきやすいです。足元はブーツの代わりにスニーカーを合わせても◎。

▼紹介アイテム
Tops：リブニットスリットスリーブタートルネック <le reve vaniller>　
Pants：パールポケットマリンデニムパンツ <le reve vaniller>
Outer：バイカラーパイピング BIG襟コート <Liala×PG>

<着こなしテク7>もこもこジレに合わせたい人気の袖ディテール付きタートル

ここ2、3年、袖にディテールのあるデコラティブなアイテムが増えていますが、ニットにもその波が。袖回りにはボリューミーなディテールが付いているので、デザインを活かすならアウターはジレ一択。ふわもこ素材のジレが季節感を一気に高めます。全体を引き締めるなら、ボトムはグレーのチェック柄パンツを選んで、メンズライクに寄せましょう！

▼紹介アイテム
Tops：ぽわん袖リブタートルニット <Prima Scherrer>
Pants：ツイードテーパードパンツ <le reve vaniller>
Outer：エコファーベスト <lieulien×yurina>