小濱庸子 輝くためのMy Style ~働く女性の「ワタシ服」~ vol.4
CAから憧れの化粧品PR・キャリアコンサルタントへ。
モデル・小濱庸子さんの「ワタシ服」
Joint Spaceでは様々なフィールドで活躍する女性に、輝くための「ワタシ服」についてインタビュー。
今回お話を伺ったのは、化粧品ブランドPR・モデルの小濱庸子さん。
キャビンアテンダント(以下、CA)として大手日系・外資系のエアラインを経験後、アイクリームブランド『LOWAN(ロワン)』のPRに就任。
さらにキャリアコンサルタント、日本化粧品検定(以下、コスメ検定)1級の資格を持ち、雑誌『ar(アール)』(主婦と生活社)ではar girlとしても活躍中。
そんな小濱庸子さんに、CAからの転職を通して考えるこれからの”働き方”や、ファッションへのこだわりについてお話を伺いました。
P R O F I L E
小濱庸子/化粧品ブランドPR・モデル
新卒よりCAとして大手日系・外資系のエアラインを経験後、
2020年10月にアイクリームブランド『LOWAN(ロワン)』のPRに就任し、WEB業界へ転職。
モデル・キャリアコンサルタントなどマルチに活躍し、美のプロとしても同世代の女性を中心に支持を集める。
――WEB業界での化粧品PRのお仕事・キャリアコンサルタント・モデルとしてのご活動など幅広くご活躍されていますが、元々はCAのお仕事をされていたんですよね。
2012年から8年半ほどCAの仕事をしていました。
CAとモデルのお仕事を並行して行うのは、なかなか難しいところがあったのですが、CAになってからもInstagramなどを通して好きなファッションやコスメなどに関する発信は行っていました。
――現在はWEB業界で化粧品ブランドのPRへ転職されていますが、長く続けられたCAのお仕事から離れようと思った大きなきっかけは何でしたか?
私は「理想と現実がかけ離れてしまうのであれば次のステップへ行こう」というように判断が早いタイプだったので、CAという職種でも転職は繰り返していました。
ですが、CAとしての専門スキルは体得してきたのかなと思う一方で、これから世の中が”個の時代”・”風の時代”へ移り変わっていくと考えた際、自分自身によりレバレッジを効かせたいと思い、CAの仕事から離れてみようかなと思いました。
特に最近は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、今後長い目で見てCAに戻ることは難しいだろうと思うので、転職は一大決心だったかなと思います。
WEB業界に対しては、元々自らInstagramで発信を行っていたというのと、よりSNSが身近な存在となった今、SNSをはじめWEBに関する知識・リテラシーは持っておきたいという思いもあり、以前から興味を持っていました。
現在の仕事はPC1つでリモートワークも行えるので、世界中を飛び回っていたCA時代と比べると、生活スタイルはガラッと変わりましたね…!
――WEB業界への転職に加え、国家資格であるキャリアコンサルタントの資格を活かし、キャリアコンサルタントとしてもご活躍されていますよね。
キャリアコンサルタントの資格は、CA時代、自分が働いていた企業内の人材教育に活かせるかなと思い勉強を始めたのですが、女性の同僚や後輩から、転職をはじめとしたキャリアに関する相談をいただくことが多く、”人生100年時代”の中で、女性の活躍の可能性を広げられるようなキャリア支援を自ら行いたいと思うようになりました。
自分自身がCAからの転職経験があり、キャリアコンサルタントの資格を持っているということもあり、Instagramではキャリアに関する相談をいただくことが多いですね。
とくにCAの方は「自分に何ができるか分からない」「他の職種への転職が難しい」というようなネガティブな意見を持たれていることが多いので、そういった方々の支援も少しずつ出来たらいいなと思っています。
――キャリアコンサルタントの資格だけではなく、コスメ検定1級も持っていらっしゃる小濱さん。こちらは独学で取得されたものですか?
元々化粧品が好きだったというのもあり、コスメ検定1級は数年前に独学で勉強し取得しました。
Instagramでは美容に関する発信をしていたので、そういった投稿をする際の強みになるかなとも思っていました。現在の化粧品ブランド・PR業務においても、とても役立っていますね。
――今の時代だからこそ、様々な活躍の仕方やワークスタイルが今後も益々注目を集めそうですよね。
現在はパラレルワークとまでなっていませんが、長い人生どうなるか分からないので、相談ベースで行っているキャリアコンサルタントの活動をはじめ、個人としてできることを徐々に増やしながら、いつかはキャリアコンサルタントとして、またこのような働き方のロールモデルに自分自身がなれたらいいなと思っています。
――現在はリモートワークの機会も増えてきているかと思いますが、普段のファッションで意識していることや、最近気になっているトレンドアイテムなどはありますか?
洋服はすごく好きなので、外出できる日を楽しみについつい買ってしまいますね…!
リモートワークの日も、朝起きてパジャマから着替えないとやる気が出ないので、「ちゃんと仕事をしている!」と自分が思える服装に絶対着替えるようにしています。
お洋服に関してはオールジャンルで色々と着るのですが、特に今年は『le reve vaniller(ル レーヴ ヴァニレ)』のカチューシャのようなヘアアクセサリーは気になっていました!
ヘアアクセサリーをつけたいけど甘すぎるのは抵抗がある、という時も『FEERICHELU(フェリーシェル)』の大人っぽいニットワンピースのようなモノトーンアイテムでコーディネートすれば、ガーリーすぎてしまわないかなと思います。
また、今季はシンプルなニットワンピースや、春先にも使えそうなチュールスカート、ジャケットとパンツのセットアップアイテムなどをGETしました。
最近はオンラインショッピングをすることが多いのですが、パンツなどを買うときは、ハイウエストのものなどスタイルがよく見えるものを選ぶようには意識しています。
――今回は”働く女性の「ワタシ服」”をテーマにお話を伺いましたが、小濱さん自身が自分らしくお洒落を楽しむために大切にされていることはありますか?
「私なんて…」「私には〇〇しかない」というように、自分を限定させる言葉は使わないようにしています。
お仕事もファッションも、年齢や周囲の目は気にしすぎず、自分が楽しむことやときめくことを大切にしていきたいですね。