【2023年春夏トレンドカラー】個性豊かな6大キーカラー徹底解説!
2023年春夏シーズン、カラートレンド先取り!今年はこの色が来る!!
その年のトレンドカラーは約2年前に予測されているといわれています。23年春夏トレンドカラーのキーワードは「サステナブル」「癒し」「活気」と、社会の影響を大きく受けたカラーパレットになっていました。今回はひと足も、ふた足もはやく…2023年春夏に流行る色をご紹介します!
<目次>
■23年春夏に来るトレンドカラーを知るための3大トピック
└シーズンレスカラー
└癒し系カラー
└パワフルカラー
■6つの春夏トレンドカラー
1.デジタルラベンダー
2.トランキルブルー
3.ヴェルディグリ
4.サンダイアル
5.ラシャスレッド
6.テラコッタ
■まとめ
23年春夏に来る流行色を知るための3大トピック
今季流行るといわれている色にはどんな特徴があるのでしょう? 大きく3つのトピックスに分けて解説します。
サステナブルを意識したシーズンレスカラー
アパレルブランドでは製品を作るうえで出てしまう残布(余った布、生地のこと)の多くが廃棄されることから〝サステナブル〟の意識を強くし、ロス削減を目指しています。例えば、再び生地を染め直したり、再利用することで廃棄物を削減する試みや、「オールシーズン着用」というキーワードをもとに服をデザインすることで、秋冬に売り出した製品であってもシーズンをまたいで着回せるようにするなど、環境に配慮した取り組みが進められています。
このようなサステナブルの意識は色にも波及しており、なんと23年春夏のトレンドカラーの4割が前シーズントレンドカラーから継続されていました。また、季節問わず取り入れられるベーシックカラーや中間色(明るすぎず、暗すぎない色)にも注目が集まっています。
癒し効果のあるパステルカラーやグリーン
混沌とした世の中に疲れを感じる人が増えるなか、無意識に癒しを求め、柔らかさ、優しさを感じるパステルカラーや心を穏やかにしてくれるグリーンもキーカラーに。海外コレクションでのランウェイでも多くみられました。
気分を上げてくれるド派手カラー
〝癒し〟とは逆に、エネルギッシュで活力を与えてくれるような鮮やかカラーも押さえておきたい色。人目を引く原色の赤や青などの色も要チェックです。
以上、3つのトピックスを踏まえて23年春夏のトレンドカラーについて解説していきます!
デジタルラベンダー
デジタルラベンダーは疲れた心を癒してくれる優しい色合いで、『パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2023』にも選ばれました。春はラベンダーのワンピースやブラウスを合わせてエレガントな装いに。
ふんわりパフスリーブブラウスで取り入れたらさらに優雅に♪
上品で華やかな色の力を借りてブラウススタイルをより優雅に。ボトムはパンツをあわせることで甘すぎず、大人らしい装いに仕上がります。
華やぎラベンダーで一気に春めく!
ピンクに近いラベンダーでフェミニン&華やぎをチャージ。着るだけで冬のダークカラーの装いから一変し、一気にコーディネートが春めきます。全体的に淡いカラーリングになっているので、足元はベリーカラーのパンプスでメリハリをつけて。
ラベンダーのブラウスをミックスしてデニムスタイルを大人っぽく格上げ
デニムの着こなしをフェミニンに寄せるならラベンダーカラーのブラウスが◎。ともすれば家着っぽくなってしまうコーディネートもきれいめカジュアルに仕上がります。小ぶりバッグでさらに上品さを加えたらウインドウショッピングへ♡
春先はニットワンピースであったかく取り入れる
ややグレイッシュなラベンダーは甘さを控えた大人も取り入れやすい色合い。まだ肌寒い日の続く春先もニットワンピースなら温かく、色で春気分を楽しんで♪ ※商品カラー表記:サックス
3.ラベンダーからブルーのグラデーションコーデもあり!
ラベンダーからブルーのグラデーションカラーでさわやかに。ラベンダーのもつ優しさやしなやかさが、マニッシュなチェック柄のショートパンツを大人かわいく仕上げてくれます。
2. トランキルブルー
静けさがあり自然を感じさせる色・トランキルブルー。明るすぎず、暗すぎないミッドトーンでどんな色の服でも合わせやすいのが特徴です。春夏はトランキブルーのシャツやジャケットを爽快に着こなして。
トレンドのミニスカートを旬カラーで!
今旬のミニスカートとロングブーツのセットコーデ。ミニスカートを使った着こなしはともすれば幼く見えることもありますが、少しグレーがかったサックスなら甘さが緩和。かわいらしすぎず大人の着こなしにも程よくマッチします。ミニ丈ながら素材はウール混の肉厚素材でまだまだ寒い時期もあたたか♡
落ちつきのある華やかさでホテルランチへ
クラシカルで上品なビッグ襟付きのワンピース。トランキルブルーの色味は派手過ぎず華やかさがあるのでホテルでのランチやデートスタイルにもおすすめです。ビッグ襟のディテールで小顔に見える効果も期待することが♪
トランキルブルー×白の爽やかコーデ
大きめのシフォン襟とパールボタンが目を引くニット素材のワンピース。リブ素材で縦長ラインを強調し、体型をほっそりと長く見せてくれるのでスタイルアップ効果も期待できます。小物は白で抜け感をプラス。トランキルブルーとのミックスで爽快に仕上げて。
トランキルブルーのブラウスをブラックデニムでキレよく着こなす
クールなブルーのトップスをブラックデニムでさらに辛口に味付け。可愛げと大人っぽさが共存したスタイルに仕上がります。ブラウスは体のシルエットを拾わないふんわりとしたデザインなので妊婦さんにもおすすめです。
コンサバスタイルにトランキルブルー!
タイトスカートを使ったコンサバなコーディネートをラッフルブラウスで今っぽく更新。清潔感のあるブルーで好感度もアップします。
トランキルブルーのワントーンは素材違いで楽しむ
清々しさのあるトランキルブルーのワントーンコーデ。ツイードやニットなど素材違いのアイテムで奥行きを出すのがスタイリングのポイントです。
モノトーンコーデにトランキルブルーを加えてフレッシュ感アップ
ベーシックな黒のパンツもをデコラティブなブラウスで鮮度を上げて。トランキルブルーがモノトーンを軽やかに見せてくれます。
3. ヴェルディグリ
今季の大本命・グリーンは今の時代にぴったりの落ち着きのある癒し系カラー。中でもヴェルディグリは緑青(銅が酸化することで生成される青緑色の錆)のことで、日本の緑青色(ろくしょういろ)に通じる色です。トランキルブルーと同じミッドトーンでさまざまな色のアイテムと相性ばっちりです。
グリーンのパンツひとつで春らしさ満点!
初夏の若葉を連想させるグリーンのパンツがコーデのポイント。はっきりした色ながら悪目立ちせず、洒落っ気たっぷりに着こなせます。足元に白のサンダルを添えて抜け感も意識。
グリーンのグラデーションでお洒落に磨きをかけて
タイトスカート合わせでシャープに着こなしたグリーンコーデ。トップスとスカートの色に濃淡をつけることでのっぺり見えず洗練された表情に。原色アイテムは取り入れ方次第で子供っぽくなることもあるので、最後に黒の小物で全体を引き締めて。
時にはソフトなグリーンを着こなして親しみやすく演出
ソフトなグリーンは着るだけで表情まで柔らかく見せてくれます。親しみやすさを演出してくれるので、部下や後輩をたくさん抱える人や優しい雰囲気に見せたい人におすすめです。
4. サンダイアル
サンダイアルは安心感と温もりのある、健康的な黄土色。肌なじみがよく、他の色とも合わせやすい、シーズンレスに取り入れられるのが特徴です。
白とのコラボで軽やかな装いに
優し気な白からサンダイアルのまろやかトーンのグラデーション。メリハリを付けるチョコレートブラウンのバッグや靴を使ってメリハリのあるルックに。
5. ラシャスレッド
ラシャスレッドとは瑞々しく透明感のある赤。春夏のカジュアルスタイルに艶のある赤を加えることで女っぽさを引き上げます。エネルギッシュなラシャスレッドは、そのままでも差し色としても、季節問わずに着られます。
赤チェックのスカートでモノトーンコーデにひと手間プラス♡
スタイリングしやすいけれど、ともすれば沈んで見えることもあるモノトーンコーデを落ち着き過ぎず、適度にかわいげをアピールするなら赤チェックがおすすめです。ラシャスレッドのフレッシュ感が着こなしを若々しく見せ、洒落っ気たっぷりに仕上げてくれます。
エネルギッシュなラシャスレッドのパワーで表情まで活き活き!
カジュアルなデニムコーデこそ、キレのあるぱっきりとしたルーシャスレッドで洗練させて。ルーシャスレッドのトップスを一枚投入するだけで、ただのデニムスタイルを大人っぽく格上げします。また明るいカラーリングが表情までエネルギッシュに見せてくれるところもポイントです。
大人かわいいもハンサムも両方いけるラシャスレッドが大活躍
ハンサムにもエレガントにもなれるふり幅の広さが魅力のひとつでもあるラシャスレッド。ノーカラージャケットならTシャツスタイルもスマートに決まります。Tシャツの上にさらっと羽織るだけでもサマになる、まさにラシャスレッドは主役級カラーです。
6. テラコッタ
赤みの強いテラコッタではなく、今季は自然にインスパイアされたオーガニックな色が登場。控えめで洗練された色は大人のおしゃれなファッションのキーになります。秋のイメージが強い色ですがシーズンレスに取り入れられます。
ときめきディテールを散りばめて垢抜けテラコッタコーデの完成
アースカラーでまとめたナチュラルで力の抜けたカラーリングがポイント。ともすれば地味見えすることもある色合いを、ブラウスの袖フリルやボトムのパール刺繍など、乙女心をくすぐるディテールを全体に散らすことであか抜けさせて。
親子でテラコッタのリンクコーデもあり♪
肌なじみのいいブラウンはお子さんにもおすすめのカラー。春先に親子でトレンドカラーを使ったリンクコーデを楽しむのもあり♪ 家族の笑顔が自然と増えそうですね!
黒を柔らかく見せてくれるテラコッタ♡
シックな黒のスカートにテラコッタをミックスすることで女っぽさを上乗せ。袖口のレースが春らしさをアップさせます。
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■ まとめ
22年秋冬はエコファーやレザーなどアニマルフリーなアイテムやリサイクル素材のアイテムが増え、サステナブルを意識した取り組みが広がっていることを実感しましたが、23年春夏のランウェイやルックを見ると、さらにその流れが顕著になっていました。また、シーズンレスに長く着られることを意識した合わせやすい中間色やベーシックカラーが増える今季は消費者にとっても嬉しいことです。
他にも、癒し系カラーや気分が上がるブライトカラーを上手に取り入れて、自身のメンタル調整にファッションを利用してもいいですね。ただかわいいから着るだけでなく、賢くおしゃれを楽しみたいものです!
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