パフスリーブとは?華奢見えが叶う魅力的なデザイン着こなし特集
ぽわんっとかわいいパフスリーブでつくる大人の着こなし
「パフスリーブ」「ぽわん袖」と呼ばれるふんわりシルエットの袖に注目。女性らしいシルエットを演出できる大人フェミニンスタイルにぴったりなデザインです。
今回はトレンドの”袖コンシャス”にならい、「パフスリーブ」に注目してみました。
パフスリーブのふんわりした特徴的なデザインはフェミニンなイメージがありますが、シンプルなものから存在感のあるものまでデザインの幅は広く、きれいめ、カジュアルアイテムにも多く取り入れられています。色んなジャンルの方におすすめしたい「パフスリーブ」アイテムをご紹介します♪
◆目次◆
■パフスリーブとは
└パフスリーブ・・・Puff Sleeve
└バルーンスリーブ、ランタンスリーブとの違い
おすすめパフスリーブアイテム
■シャツ・ブラウス
1.オフィスにもぴったりな落ち着きパフ袖
2.デザイン性の高いものは素材を選んで
■ニット
1.ブラウジングで手首を見せて
2.部分ぽわん袖でアクセント
3.オンオフ大活躍の予感なプルオーバー
■ワンピース
1.レースの透け感を楽しめる華やかな1枚
2.一石二鳥のドレスコート
■アウター
1.上品見せならタックのパフがおすすめ
2.ほんのりパフで大人のレディスタイル
■番外編 バルーン・ランタンスリーブ
1.メリハリをつけてポイントに
2.華やかさあふれるワンピース
3.引き算のバランスが大事
4.自然なボリュームのランタンスリーブ
■まとめ
パフスリーブとは?
【パフスリーブ】・・・Puff Sleeve
【パフスリーブ】・・・Puff Sleeve
「パフ」は膨れたの意味。袖山(肩先)や袖口にギャザーやタックをとって膨らませた袖のこと。膨らみの大きさによってバルーンスリーブ、ランタンスリーブと名称が変わります。
特徴的な袖が目立つよう、身頃のデザインはすっきりしているアイテムが多く、合わせるボトムスを選ばないのも嬉しいポイントです。
しかし、バランスを間違えると着膨れして見えたり、袖のふんわり感が悪目立ちするので骨格を意識しながら全身でバランスを取っていくのが重要となります。
バルーンスリーブ、ランタンスリーブとの違い
似たデザインでバルーンスリーブがあります。バルーン=風船のこと。
パフスリーブは肩先から袖口にかけて膨らみがあり、バルーンスリーブは袖全体が丸く膨らんでいます。袖口がきゅっと内側に引き込まれることで膨らみが出るようなデザインも多く見られます。大きな違いは「膨らみの始まりの場所」です。
ランタンスリーブはギャザーやタックを寄せずに膨らみが出るような立体設計で、ハリのある生地を使ってデザインを際立たせたり工夫されています。
■シャツ・ブラウス
1.オフィスにもぴったりな落ち着きパフ袖
1.オフィスにもぴったりな落ち着きパフ袖
適度に入ったギャザーでほんのりぱふっとした感じに、首元のパールデザインが相性抜群の大人のパフスリーブブラウス。着丈は後ろが長めでお尻もさり気なくカバー◎
ほどよい光沢感のある生地でオフィススタイルやきれいめなシーンにもぴったり。9分丈を活かして、手首に華奢なアクセサリーを添えてこなれた感じを演出してみてくださいね。
2.デザイン性の高いものは素材を選んで
大きく揺れるラッフル(襟)が特徴的なブラウスにさりげなくパフスリーブも混ざっています。とろんとした落ち感のあるジョーゼット素材でボリュームが出すぎず、デザイン同士が喧嘩しない拘りのデザインです。メインディテールでなく、さりげなく隠れたパフスリーブを探すのも面白いですね。肩幅が気になる方にはこういった形で肩先を上手くカバーしながら楽しめるトップスもおすすめです。
■ニット
1.ブラウジングで手首を見せて
1.ブラウジングで手首を見せて
控えめのパフ感は甘さ控えめな印象となり、カジュアルスタイルにも取り入れやすくなります。袖口をブラウジングして手首を見せることで袖のボリュームと手首の細さに差が付き、華奢見えが叶います。ブラウジングをすると二の腕まわりにもボリュームがでるので、気になる二の腕もさりげなくカバーしてくれます◎
2.部分ぽわん袖でアクセント
肘下からの部分パフスリーブも新鮮。肩から肘にかけてはノーマルな袖付けで、肩先にデザインがあると肩幅が気になる!という方でも取り入れやすいのではないでしょうか。
袖口にデザインがあることで視線が下がるので、ストールを巻いたり、ブローチを付けたりと上半身にもポイントをプラスしてあげるとバランスが取りやすくなります。
3.オンオフ大活躍の予感なプルオーバー
肩先のギャザーのみの控えめな大人パフスリーブ。長めに設定されたリボンタイが、より大人っぽい雰囲気に。リボンに抵抗がある方は、タイ風に垂らすのもマニッシュで素敵。
ボリュームが少ないのでジャケットなどのアウターとも合わせやすく、オンオフ問わず着回しやすいおしゃれに決まるデザインです。
■ワンピース
1.レースの透け感を楽しめる華やかな1枚
1.レースの透け感を楽しめる華やかな1枚
総レースのワンピースは結婚式などのお呼ばれなど、オケージョンスタイルにもぴったり。繊細なレースの特徴を活かして袖部分は肌色がほんのり透けるデザイン、身頃は裏地の色とレースが配色になるように変化を付けています。袖口にはレースのスカラップ部分を使ってフレアデザインが施され、エレガントな印象に。
2.一石二鳥のドレスコート
袖口の長いリブが特徴的なワンピース兼トレンチ風コートはウエストシェイプデザインで体にフィットすることでパフの膨らみが際立ちます。薄手のインナーならアウターとしても着用可能◎
肘下から手首にかけてタイトな部分があることで全体にメリハリがつき、しっかり細見えしてくれる嬉しいデザインです。
■アウター
1.上品見せならタックのパフがおすすめ
1.上品見せならタックのパフがおすすめ
肩先、袖口にタックが入ったパフスリーブのライトジャケットはジップ仕様でカジュアル要素はありながら上品見えするのはギャザーではなくタックで落ち着きのあるボリューム感に設定してるため。ハリのある生地×タックは大人っぽく仕上がるので30代~の方に特におすすめの大人ディテールです。
2.ほんのりパフで大人のレディスタイル
肩先に入ったタックから袖口に向かってシェイプしたほんのりパフスリーブのコート。少し開いた衿ぐりに、第一ボタンのみくるみボタン以外は比翼仕立てでデザイン性が高くてもスッキリとした印象に。ネイビーはお受験、行事などの寒い時期のオケージョンにもおすすめです。
■番外編 バルーン・ランタンスリーブ
1.メリハリをつけてポイントに
1.メリハリをつけてポイントに
袖全体が膨らんでいることで二の腕カバー効果はばっちり◎袖のボリュームを活かすように全体のシルエットはタイトめにスタイリングするのがおすすめ。タイトスカートや細身のパンツとの相性は抜群。パフスリーブ以上にメリハリをつけるのが着こなしのポイントです。
2.華やかさあふれるワンピース
ぽこぽことした凹凸感のある生地とハリ感のある素材を活かしたバルーンスリーブの半袖ミニワンピースドレスはとても華やかな印象に。
全体にボリュームがある分、肌の見える部分で調整したり、ロングブーツ合わせでタイトな部分を作ってあげるとバランス良く着こなせます◎
3.引き算のバランスが大事
トレンドライクなボリューム感のあるバルーンスリーブは着膨れの不安がありますよね。そんな時は”引き算”されたデザインがポイントになってきます。
顔周りが詰まりすぎないようにスクエアネックですっきり見せ、細身のパンツに裾をイン。そうすると袖のボリューム以外がコンパクトにまとまってバランスが良くなります◎
4.自然なボリュームのランタンスリーブ
こちらはランタンスリーブです。ギャザーやタックを入れずに膨らみが出るよう立体的にデザインされた袖です。
ハリ感のある素材はドレスライクですが、少し柔らかいカットソー素材のランタンスリーブは自然なボリュームで、普段のコーディネートにも取り入れやすいのでおすすめです。デザイン性は高くても着回しがしやすい1枚です。
まとめ
お気に入りのパフスリーブアイテムは見つかりましたか?いつものコーディネートにトレンド感をプラスしてくれるパフスリーブは着痩せも狙える嬉しいデザインのひとつ。
お気に入りの一着をぜひ見つけてみてくださいね。